マラガ遠征 リベンジ その先へ…

何日間かの出来事が、その何倍もの時間に感じられ、濃密な時間が流れている彼らにとって、マラガの日々もいよいよ集大成。
やり残したことは… そうです。カンテラチャレンジです

今日のマラガは珍しく雨。太陽の街も三月は雨が降ることも多いそうです。
朝は、バスでてくてくお散歩。そして、マラガCF Femeninoの試合観戦へ
降格の崖っぷちにいるチームの観戦。あいにくの小雨にも関わらず、大勢のサポーターが♪
今回の遠征で、選手に貴重なプロサッカー選手としてのお話をしてくれたみのり選手は残念ながらケガででられず・・・
 試合はお互い降格争いにいるチーム同士の負けられない戦い…サポーターも熱が入る。ここでもスペインでおなじみの、レフェリーに対する、圧力、罵声(笑)
気持ちのこもった渾身のゲーム4対2で勝利!
 マラガは1点入るごとに、優勝したかのように大興奮のセレブレーション♪
鳥肌立ちました。
 得てして日本では、まだまだリーグ戦の試合というと緊張感のないゲームと捉えている選手、指導者もいますが、昨日のユースの試合もしかり、こちらは1戦1戦の密度、集中度がMax。これを1シーズン30節積み上げていく。週末の晴れの舞台(家族、仲間が応援にかけつける)のために1週間準備をする。終われば、対戦した仲間をお互いにねぎらい、健闘をたたえ合う。この繰り返し…
スペインのサッカーで一番羨ましく思い、日本に持って帰りたいと思うのはこのホーム&アウエーが確立されたリーグ戦文化ですね。

夕方は旅の集大成その2、マラガCF infantile C との対戦
先日のインターナショナルマッチでは、完膚なきまでに打ちのめされましたが、
この日は、試合に向けてのミーティングで、相手の分析を基に、チームとしてやるべきことの確認を入念に行い、試合に臨みました。そして6-1の完勝!!

今回の相手はプレッシャーが前回ほど強烈ではなく、ボールを持てる時間、ゴールに迫る場面も増え、当然ですが、プレッシャーがなくなれば、いろんなアイデア、技術を表現できます。

やはり普段からハイインテンシティの中でやることの重要さを痛感。
前回のTiroとのゲーム環境が日本でも日常的に経験できれば・・・
子供たちの努力だけではどうにもできない、環境の差を感じます。

これからアントニオさんとのラストトレーニング
そして、旅のクロージング作業が待っています

それでは